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お役立ち情報:親子で考える資金計画

1年間の捻出額は自宅生が約190万円、下宿生で約250万円。 家庭からの給付のみではなく、奨学金の貸与やお子様のアルバイトの検討を。

「平成20年度学生生活調査結果」日本学生支援機構

親子で分担

毎年200万円前後の捻出を考える

家庭からの給付ですべてを賄えればよいのですが、ほとんどはそうもいきません。 お子様と奨学金の貸与、返還やアルバイトのことも話し合いましょう。

奨学金を利用してまで進学する…

悲観することはありません。奨学金を利用している学生が多いのも事実。日本学生支援機構では大学昼間部の全学生のうち、43.3%もの受給者がいます。ただ奨学金がおりるのは入学後がほとんどのため、出費の多い初年度は親が、2年次以降は親と子どもが分担するといったケースも多く見られます。

COLUMN 仕送り額は10年前より2割の減少!

子どもが自宅外から通学する場合、生活費を考慮しておく必要があります。今やアルバイトは当たり前になりましたが、それでも生活費のすべてを子どもまかせにするには少々無理があるでしょう。
家庭からの仕送りは10年前では平均約12万円ほどでした。しかし年々減少傾向にあり、今では9万5,000円と、およそ2割ほど少なくなっています。
家計の収入増が望めない今、いかに学費を工面するか。それが下の表。1つは教育ローンなどの借入、2つめが奨学金、そして3つめが特待生制度です。


学費の負担を減らす方法

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自費で進学

特待生、奨学金制度、アルバイトを併用する

多くの大学・短大・専門学校では成績優秀者の入学金や学費の一部あるいは全額を免除する「特待生制度」を設けています。この制度と奨学金・アルバイトとを併用すれば、比較的楽に自費での進学は可能です。ただしあくまでも”成績優秀”である必要はありますが・・・。

継続できる覚悟があれば新聞奨学生という手も

大阪や東京などの大都市圏では、新聞奨学生の制度があります。朝夕の新聞配達をしながら、学校に通うというもので、奨学金として毎月8万円程度、給料が10万円程度支給されます。しかも下宿代は無料で、食事も割安です。しかし通学との両立には体力が必要で相当の覚悟が必要です。

COLUMN アルバイト収入は平均4万3,450円。

全国大学生活協同組合連合会の調査によれば、7割以上の学生がアルバイト経験「あり」と回答しています。 アルバイト収入の平均額は4万3,450円。自宅外生の場合、仕送り額の約2分の1をアルバイトで賄っていることになります。
ただし、一部の専門学校の場合は、アルバイトを禁止しているところもあるので注意が必要です。
また逆に学びの内容に関連した職種のアルバイトを斡旋してくれる学校もあります。調理系や医療系に多く見られますが、プロの現場を実際に体験することで、職業意識の向上にも役立っているようです。


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