京都府/私立

京都西山短期大学

きょうとせいざんたんきだいがく

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社会に出て求められる多彩な力を育成します。

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仏教は、今、伝統ある学科の中で最も注目されている学科です。フィールドと理論研究をつなぐものとして現在、国際的にも注目されています。現代社会を築きあげた科学も解らない部分の方が多いのは、みなさんも知っての通りです。
人間の頭脳ひとつをとってみても、まだまだ未解明の領域が多く、「知覚」する「認識」するということひとつをとっても、いまだ神の領域といえましょう。「Dharma」は「法」という意味の言葉です。仏教は宇宙の法則、即ち真実を説く教えといえます。
とてもスケールの大きい教えです。その「法」とはどんなものなのか、京都西山短期大学であなた自身が研究したり、感じたりしてください。
欧米の大学でも最近の傾向として、平和学科や環境学科といった目新しいカリキュラムが組まれています。それは行き過ぎた科学文明への反省と人間の原点を見つめ直す現れでしょう。仏教というと古くて、現実には関係ないように感じる人もいますが、人間が生きる上で、自分や周りの人、そして、環境を大切にした理論を体系づけたものなのです。
何千年もの間、人々に受け入れられ育まれた仏教とはどんなものなのでしょう。インドから中国、韓国を経て、日本に到来した経過、その時代や国の思想、そして現在の社会。どんな時代をも見つめてきた仏教とは、どんなものなのでしょう。現在、最先端といわれる思想や理論の原点が、実はそこにあるかも知れません。仏教というひとつの思想と行動の体系から新たなものを発見するのも、見つめ直すのも君の感性です。固定概念にとらわれない心を養い、グローバルな人間性を養うカギがその中につまっています。海外のどの国も近く感じられる現在、お互いを認め合う、理解する心を養い、本当の国際人に育ってほしいと思います。

京都の西南、桂川の右岸、長岡京市に位置する本学は、孟宗竹のたけのこで有名な西山連峰の丘陵の裾野にあります。京都~大阪を結ぶ好位置にあることから、古来この地は歴史の舞台として輝いてきました。“天下分け目の天王山の合戦”はあまりにも有名であり、また、最も注目されるのは平城京から平安京へ遷都される間のわずか10年間ではありましたが、“長岡京”の都が営まれたことです。豊かな自然と古い歴史のある竹林の里は、四季を通じてロマンを感じさせてくれます。
きりしまつつじとぼたんの開花が知らせてくれる春。山の緑があざやかに輝きつづけて夏。光明寺の紅葉が美しい秋。竹林の敷きわらと土入れが告げる冬。学窓からの景色は、若人らしい深い思考に適しています。

【少人数制ならではの“個性を伸ばす”教育】
京都西山短期大学では、仏教の考え方をもとに“人と人のつながり”を大切にした教育を行っています。少人数制により学生同士や先生との深い交流が可能になり、さまざまなコミュニケーションを通して、豊かな人間性を備えた人材を育成します。一人ひとりの個性を育むことにも重点を置き、先生たちは、学生一人ひとりを把握し、その個性を最大限に引き伸ばす指導を心がけています。また、就職や編入学に関しても、教職員が可能な限りマンツーマンで指導を行い、社会への第一歩をサポートします。

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