■２年制が主流の製菓学科
最近では、関西の調理師科及び製菓学科は２年制が主流になっている。理由は、1 年制だと料理や製菓の基本技術の習得が中心に
なり実習時間が限られるからだ。１年次に基礎を学び、２年次に応用的な実習をおこなう。学校ごとの特徴・目的により異なるが、２年制の学科は２年次のカリキュラムに自由度があり、学校独自のオリジナルカリキュラムを組むことができるため、実習にウェイトを置くことができる。将来独立してレストランや製菓店などを開く夢をもつ人にとって、しっかりとした経営ノウハウが必要だ。同校なら、製菓技術だけでなく、経営マネージメント等の授業があるため、在学中にしっかりと経営について学ぶことができる。また、同校は２年次の学費を極力抑える努力を行っており、京阪神の同分野校の１年分強の費用で２年間学ぶことができる。

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